SABONAプロジェクト

SABONA(サボナ)の会のホームページ

子どもたち自身の紛争解決能力を高める平和教育プログラム

 ケンカ、いじめ、・・・そんな学校現場の悲鳴を聞いて久しくなります。
   ノルウェー生まれの平和教育プログラム「SABONA(サボナ)教育」は、身の回りに起きるもめごと(紛争)を子どもたち自身で解決していく能力を、ゲーム感覚で実践的に身につけることをめざします。子どもはトレーニング次第で大人よりもはるかに優れた創造性を発揮するものです。子どもたちを見守り、その力を引き出しましょう。

<ふしぎなマットの上で飛び跳ねよう…!>
<ふしぎなマットの上で飛び跳ねよう…!>

SABONAとは?


①「SABONA」ってどういう意味?
  「SABONA(サボナ)」とは、アフリカ南部地域の先住民であるズールー人の挨拶から来ています。「私はあなたのことをいつも気にかけていますよ」という意味の、なんとも優しい言葉です。


②SABONAマット教育とは?
 「SABONAマット教育」は、未来を肯定的に捉え、希望を持つきっかけを創る思考法を、不思議なマットを使ってゲーム感覚で学び合う、紛争解決のためのプログラムです。
 「平和学の父」と呼ばれるヨハン・ガルトゥング博士が共同代表を勤める国際的な平和NGO「TRANSCEND(トランセンド)」のノルウェー支部が、博士の推進する紛争解決法の「トランセンド法」を基にして開発しました。


③SABONAにどんな成果があったの?
 ノルウェーの小学校で試験的に導入され、暴力事件やいじめの減少、ひいては学力向上にまで大きな効果を上げたことから、BBC(英国国営放送)で紹介されました。現在はスペイン、アイルランドなどEUの諸国の間にも広まりつつあります。

 

(TRANSCEND NORDIC)
(TRANSCEND NORDIC)